2009年09月29日

「瀕死の双六問屋」は名作である

「瀕死の双六問屋」という本を知ってますか?
忌野清志郎が書いた本です。

実家に帰ったとき、地元の女友達から
「君はこれを読むべきだ」
強く勧められたので、帰りにさっそく
福岡天神のジュンク堂で、文庫本を買い求めたのです。

えー今回も、やや偏った内容です(汗)

しかし。
これは、すごい文章です。
現実とフィクションが交差しているような独特な世界。
改めて、そのたぐいまれな才能にパンチを受けた気分です。
まるですべてが詩のような感じ。
ひとことで言うと、めちゃカッコいい!

「はいはい。ファンだから、そう思うだけでしょ?」
と言われるかもしれないけど。
それだけじゃないんです。(多分)

RCが好きな人ならもちろん、
少しでも清志郎のことが気になっていたあなたなら、
読んでみるべきだと思う。

これは、「TV Bros」という雑誌に、1998〜2000年で連載されたものをまとめたもの。
エッセイには、毎回、清志郎おすすめのレコード解説が載ってて。
渋いブルース系が多く、とても興味深い。
また彼が描いた劇画風4コマ漫画や絵画が多数掲載されており、
自身の子供たちも登場してて、おもしろい。

ゴーストライターやテープおこしではなく、
清志郎自身が書いたものらしい。

各話のタイトルをいくつか挙げるtと、

「本当に必要なものだけが荷物だ」

「雨の日のカー・ウォッシュ」

「ブルースをつめ込んでワゴン車で出発だ」

「君は水道をだしっぱなしにしたまま行ってしまった」

「元気を出してねと、よく女に言われるけれど」

タイトルだけみても、カッコイイ。

最後の最後に、
2007年文庫版のあとがきを、清志郎が書いてます。
病気のこと、治療に対する気持ちが書いてあり、
これは、正直つらいけど・・・

「劇画を愛する作者ならではの、感動的な名作である」

大きな本屋さんで検索して探してみてください。
文庫本で560円でした。


瀕死の双六問屋 (小学館文庫)

瀕死の双六問屋 (小学館文庫)

  • 作者: 忌野 清志郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/09/06
  • メディア: 文庫







posted by モモ at 23:54 | 山口 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | お気に入り<音楽> | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

実家へさとがえりました。

風邪をひいて、咳がずっと止まりませんでしたが、
4週間目にしてやっとよくなってきたので、九州の実家へ帰りました。
咳は長引きますよね。

実家に帰ったら、新しい家族が増えてました。

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マリンちゃんでーす。まだ3カ月の女の子なの。

ラブラドールとサモエド(ロシアの原産)から生まれました。

まだまだこどもなので、やんちゃざかり。
私は自分で犬を飼ったことないので、知らなかったけど、
日に数回トイレのしつけをしたり、ボールで遊ばせたり、散歩をしたりと、
人間の子供のように大変なんですね。
家の人の手は、マリンに噛まれたアザだらけ。
本人(犬)は甘えて噛んでても、鋭い乳歯があるから痛いのなんの。

でも今のうちに、しつけをがんばって、
夢は、
「マリンにバスケットを抱えさせて、人にものを渡したり、もらったりして帰ってこさせること」らしい。。うーむ。。

マリン。ハードルは少し高いが、
がんばって家族を助ける犬になってね。

DSC01366.JPG




posted by モモ at 22:12 | 山口 ☀ | Comment(7) | TrackBack(0) | ちょっとおでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

平林都さんの「接遇」

前回の「エチカの鏡」、ご覧になりましたか?
2週連続で、平林都さんによる接遇の研修ドキュメントがありました。
北海道のあるお菓子屋さんで、社員研修をしているところを
番組として放送しているんですが、これがおもしろい!
大阪弁で、「歯を見せろ!」「なめるな!」
役員クラスにまで怒鳴る平林センセイ、すごすぎ。
思わず食い入るように見てしまいました。

以前も、エチカの鏡に出演されてて、気になってた「平林都」という女性。

接遇という言葉も、ここで初めて知りました。
接遇とは、接客のスキルのことで、接遇の技術次第でその店の
売上が大きく違ってくるのだそうです。

「人とは違う挨拶をしろ」
「相槌には「。」をつけろ」
「お願いする時は疑問文で言え」

などなど、
平林先生のお言葉はたくさんあるんですが、
その中でも、私が一番「目からうろこ」だったのは、

「歯を出して笑顔を作れ」
または

「歯を見せないなら、女の命はないとおもえよ!」
です。(コワー)

これはやってみると、効果絶大。
歯を見せると、絶対表情が笑顔になります。
よく言われるような「口角をあげましょう」よりも、
表情がいきいきします。

さらに平林先生は怒鳴る。
「女優になれ!演じれば人は必ず魅せられる!」
接遇とは、まさに歯を見せて、演じることなんですね。
すごーい。

「エチカの鏡」のタモリのコメントがよかった。

久本雅美が「芸能人も、平林先生にガーンと研修受けたほうがいいんじゃないですか」
と言ったら、タモリが、
「いや、芸能人は演じる楽しさを知ってるからできると思うよ」

演じる楽しさ。これですよ。女は女優やけんね。
明日からのバイトで早速生かさなきゃ。
とミーハーな私はすぐ影響されるのでした。



posted by モモ at 22:57 | 山口 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 気になるモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

「そんな彼なら捨てちゃえば?」という映画

「そんな彼なら捨てちゃえば?」ヘンなタイトル。最初、そう思いました。

原題は「HE'S JUST NOT THAT INTO YOU 」
直訳すると、

「彼は、ただあなたに興味がないだけ」って、感じでしょうか。
(間違ってたらゴメンナサイ)

この映画も、イタリアへの中華航空機の中で、ちぢこまって観ました。

映画館では、今週まさに上映されているみたいです。
わざわざ映画館で、観るほどじゃないと思うのですが、
DVDを借りてみる分には面白くて、仕事の疲れが取れそうでおすすめです。

よく女友達で集まると、恋愛談議で盛り上がりますが、
その雰囲気がリアルに楽しめる映画です。たとえば、

「一度デートしたんだけど、そのあとずっと彼からメールが来ないの」
「ふーん、仕事が忙しいのよ。きっと」
とか、

「何度も会ったけど、なかなかキスもしてくれなくて」
「それは、きっとあなたのことを大事に思ってるからよ」
とか、

私たち女って、友達の悩みにはつい良いように答えてしまいがちだと
思いませんか?これって、どうしてなんでしょう。
「もう、興味ないんじゃない?あなたのこと」
と、はっきり言ってしまうと相手が落ち込むと思うからでしょうか。
いや、私の場合は、「なにさま?」と思われたり、自分が嫌われたくないからかも。

映画では、恋人が欲しくて、いろんな男の子にアプローチをして、
こんな風な悩みを打ち明ける女の子と、
それを、
「はっきり言おう。そんな態度を取る彼は、君に興味はない」
とバッサリ切りつつ、男の本音で恋愛指南をしてくれる男の子とのやりとりが面白い。

不倫や結婚、仕事など、
女たちの間でいろんなサイドストーリーが、同時進行していて、
女優陣は、お色気スカーレット・ヨハンソン、
リアルなアラサー、ジェニファー・アニストン、
キツめのジェニファーコネリーなど、個性的なキャストが勢ぞろい。
でも男優陣が、ベン・アフレックぐらいで、あとはなぜかイケメンが
見当たらないのが、日本女子には難点なんですが。。。

最後には、ハッピーエンドで、ちょっと涙ぐむようなシーンもあり、
ちょうどよい適温なハートフルコメディって感じです。

脚本は「セックス・アンド・ザ・シティ」の脚本チームらしいから、
面白くないわけないか。

自分が傷つかないように、上から目線で生きてる人より、
ぶざまな姿をさらしても、恋愛にちゃんと向き合って生きてる人の
ほうが、きっと輝いてるよね。

そう、別に興味がないと言われても、自分が興味があるうちは、
バンバン行っちゃっていいんじゃないでしょうか。

なんて。上から目線?ですねー。


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posted by モモ at 00:18 | 山口 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | 映画好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月04日

グラン・トリノは美しい

映画「グラン・トリノ」をどこで観たかというと、
イタリア行きの飛行機の中で観ました。
あの、ちっちゃな画面で。
だから映画を見たというのはちょっと気が引けますが。

でも、前評判通り、すっごくよかった。
クリント・イーストウッドが大好きで、
前回の主演・監督作品「ミリオンダラーベイビー」も、
人生でベスト5に入るぐらい好きです。
この映画も、脚本がとても面白く、観たあともいろいろ考えてしまう
映画です。

「グラン・トリノ」は、イーストウッド演じるウォルトが持つ、
美しいフォード車の名前。
ウォルトは、朝鮮戦争に従事し、その後フォードで自動車工として働き、今は年金暮らし。
教会には行かず、気難しくて、息子夫婦とはそりが合わず、いわゆるへんくつオヤジ。
先に逝った妻は、牧師に「ウォルトに必ず一度教会で懺悔をさせて」と
言い残していました。それがなぜなのか、最後にわかります。
でも近所に引っ越してきた、少数民族のモン族の家族と不思議な交流が生まれ、ウォルト自身の心が開かれていく。
そこに、思いもかけない事件が。。。
というストーリー。
最後は悲しい結末とも言えるけど、それだけじゃないんです。

一番感じたのは、
やっぱり
かっこいい男の生きざまを、また見せてくれたわ、ということ。

言葉は乱暴でも、本当にモン族の少年のことを考えてくれたり、
最後の落とし前のつけ方など、しびれます。

そして友達になるには、年齢も、人種も関係なくて、
ただ相手のことを対等に思いやる気持ちがあればいいんだなということ。
卑屈にならず、ウォルトと対等に真っすぐモノを言うモン族の少女は
見ていて気持ちがいい。

少年の成長と、ピカピカのグラン・トリノの美しさが、
印象に残ります。

クスクス笑ってしまう場面もたくさんあるし、わかりやすいし、
娯楽映画としても楽しめます。


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posted by モモ at 15:26 | 山口 ☀ | Comment(3) | TrackBack(0) | 映画好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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